ワンフェスから一週間経ちました。
もう追われるものは無いはずですが、すごく落ち着きません。
Twitterのタイムラインに版元へのサンプル提出品が中古屋へ横流しされているのではないかという話題がありました。
サンプル品が版元の作者様に届けられる場合もあるということで、ディーラーさんの中にはサンプル品にかなり気合を入れて
準備されている方もいらっしゃいます。
そんな方々もいらっしゃる中でウソかホントかはわかりませんがこのような話が出てくるのは残念なことです。
真剣にサンプル提出品を揃えてらっしゃる方にとってはショックでしょう。
その点私は問題ありません。
サンプルは捨てられるものと解釈してテストショットの寄せ集めを提出しています。
普通に粘土とか異物混ざってたりします。
抜かりはない。手抜きはある。
次の原型も早々に着手したいところですが、せっかくなのでキット制作。
踊る海竜亭さんの江風作っていきます

まずはパーツ洗浄します。
パーツ数チェックなど不要。なければ作ればいいのだ。
洗浄には中性洗剤を使ってます。
塗装前にもう一度パーツクリーナーで洗浄するので奥まった部分を中心に歯ブラシでガシガシ磨きます。
中性洗剤でなくポリデントも使えるという話です。
ポリデントって入れ歯の洗浄剤でしたよね・・・?
誰が最初に試したんでしょうか・・・

艤装のボリュームが多いのでまずは本体のみ仮組み。
全体的にパーツの合いがあまり良くなさそうなのでどうやって直すか
見えやすい位置に気泡はないか、先に合わせ目消しするべきパーツはどこか
そんなことを考えながら仮組をしていきます。
今回はパーツの合口とモールドの形状と深さ、パーツ外観ラインの整え等を中心に手を加えていく予定です。

その他のパーツも部分ごとに組んでいって、組み立て手順と方法を考えます。
今回は特に手順を気にして組むべきところはなさそうです。
艤装の一部は市販パーツや金属素材に置き換えても良さそうですね。
仮組み時は妄想が膨らみます

実際に気なった部分を修正していきます。
スカートのモールドの形状が少し荒かったので接着剤とHGパウダー?でモールドを埋めます。
HGパウダー?は瞬間接着パテの白い粉の方です。
シアノン+パウダーがよく使われる組み合わせなんですがシアノンないので瞬着で。
シアのん使ったことないけどあんまり変わらんだろ・・・

モールドを彫り直します。
ノギスでケガいてエッジングソーで溝をいれて、ケガキ針(orタガネ)でモールドの深さと形状をととのえる。
そんな感じで
ここのモールドは塗装の塗り分けになる部分なのでそんない深く入れません。
墨入れが出来る程度にしています。
実際に折り目や溝があるような部分であればガッツリ深く掘ってもいいと思いますが
スカートの模様に合わせて折り目等が実際にあるわけではないので

体も前後に分割されているので合わせ目を消します。
前後パーツに軸を打ち接着。
隙間にパウダーと瞬着を流し込み硬化させ、ヤスリで整形です。
ガレキに慣れていない方から軸打ちが難しいという話をたまに聞きますが、
パーツの淵を基準にXY方向からノギスでケガいてから穴を開けるとミスりにくいです。
パーツ同士の位置を合わせる時にはノギスや定規でしっかり位置を出してマークをつけてから作業します。
失敗したら別の箇所に開けなおすか、穴拡大して無理やりぶち込めばなんとかなります。

分割痕は大体なくなりました。
加工した箇所にはまだ凸凹が残っているので、しっかり穴埋めをして表面を整えます。
今のところはここまでです。
せっかく原型師の方がモールド掘ったり形つくったりしてるのに、そんなに加工するのはどうなの!?
って感じる方もいるかもしれませんが、ガレージキットはフィギュアの種みたいなものだと思うので
実際に作る人の好みに改造するのはそんなに悪いことではないと思ってます。
種から育てて、どんな土とか肥料を使うのかみたいな、そもそも実る(完成する)のか、とか。
流石に原型止めないぐらいに弄るのはどうかと思いますが。
ガレージキットは自由なので。PVC完成品とは違った味が出せますから、そういう部分を楽しみたいです。
引き続き他の部分も加工していきます。
さて果たして完成することができるのか。
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- 2016/02/14(日) 00:18:29|
- キット制作
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